バイオエタノール 自動車 環境に優しい燃料! その理由は?

日本ではあまり聞きませんが、世界では実用化されていたり、なかなかメジャーになっていたりするところもあるバイオエタノール自動車。環境にいいということは聞いたりすることがあるかと思いますが、環境にいい理由は何でしょうか?




制限時間は10秒です! 

下記の質問にお答えください! 



それではいきます!! 



バイオエタノールってなんでしょうか?説明してみてください。 



カチ、カチ、カチ・・・ 

そこまでっ!! 



いきなりのクイズで申し訳ありません(笑) 

しかし、バイオエタノールについて、説明することが出来たでしょうか? 

知っているようで、意外に難しかった! 
なんて方もみえたのではないでしょうか? 



それでは、おまちかねの正解(?)発表です! 


バイオエタノールは、その言葉の意味を見ると、「生物由来のエタノール」、もっと正確には主に植物が持つでんぷんなどから作られたエタノール(一般的に言うアルコール)のことです。 

でんぷんと言ったら基本的に炭水化物が多く含むもので、普段食べているお米や芋なんかもでんぷんを含んでいます。 

そんな身近なものが、車を走らせるエネルギーになるのはなんか驚きですね・・・ 



では、そんな植物由来のバイオエタノールがなぜ環境に優しいのでしょうか? 

先に言ってしまうと、バイオエタノールもガソリン同様燃焼時に二酸化炭素を排出します。 


しかし、環境に優しいポイントは植物由来というところです。 



植物は成長していく為に光合成をします。 

光合成をすると、空気中の二酸化炭素を吸収し、酸素を放出します。 

そして、バイオエタノールとして使われるときに放出されるのは植物が光合成によって蓄えてきた分の二酸化炭素に当たるため、見かけ上二酸化炭素は大気中に増えることはありません。 


これをカーボンニュートラル(大気中の炭素量に対して中立という意味)と言います。 


これが、バイオエタノール自動車が環境にいいといわれる理由です。 



しかし、このカーボンニュートラルには、ある条件が付きます・・・ 

それは、植物を育成する過程で、化石燃料由来のエネルギーを使わないことです。 


いくら植物が生育過程で二酸化炭素を吸収してくれるとはいっても、地中深くにある化石燃料を掘り出して二酸化炭素を発生させてしまっては大気中の二酸化炭素の量は増えてしまいます。 


しかし、現実的には植物を育成するためのエネルギーは化石燃料によって賄われている場合が多く、まだまだ本当の意味でのカーボンニュートラルは達成されていないようです。 




この先、バイオエタノール自動車が本当に環境に優しい自動車となり、世界中で走り回る日が来るかもしれませんね!