せっかくトヨタが燃料電池車の発売予定を発表したのに・・・どうやらまだまだ水素ステーションの設置は進んでいないようです。その理由の一つには水素ステーションを設置するのには一基当たり約5億ほどかかるコストの高さなどがあるようです。
先日のトヨタの燃料電池車ことFCVの発売が今年12月に予定されているという発表から少し経ち、本当にFCVが街中を快適に走ることが出来る環境が整っているのかに少し注目が集まってきた気がします。
そんな中、浮き上がってきた課題がやはり水素ステーションの不足です。
水素ステーションが足りなかったら安心してFCVで走ることが出来ませんからね(^_^;)
水素ステーションの設置が難航しているのにはいくつか理由があるようです。
まず、設置コストが非常に高い。
一基で約5億円ほどかかってしまうそうです。
企業としてはまだ発売されてもいないFCVで、市場でどんな反応を受けるかもわからないのに、巨額の投資をして水素ステーションを設置するのはなかなかリスクが高い行為とも言えます。
しかし、現実的にはFCVが発売される前に水素ステーションなどのインフラを整備しておいてやらないといけない・・・
そんな矛盾が設置を遅らせる原因となっている気がします・・・
もう一つ考えられる理由としては、水素が非常に扱いづらいということが挙げられます。
水素は自然界には水素ガスとして存在することは少なく、というよりはほぼなく、何かから取り出してやらないと取り出せないという製造段階の大変さもあるのですが、いざ運搬、貯蔵してやろうと思ったとしても大変です。
まず、水素は極低温でしか液体になってくれず、運搬するときにも貯蔵するときにも気体でする破目になり、非常に体積が大きくなってしまいます。
しかし、それよりももっと厄介な性質は燃焼しやすいということです。
中学校の理科の授業でも水素は「火のついたマッチを近づけるとポンと音を立てて燃える」と習うくらい燃えやすく、少量なら「燃える」で済みますが、規模が大きくなればもはや「爆発」します。
ここから貯蔵の方法を考えたり、安全管理を徹底する必要が出てきてしまい、余計に水素ステーションの設置を遅らせてしまっている可能性があるのではないかと考えられます。
次世代のエコカーとまで言われている燃料電池車。
「次世代」までに越えなければならない壁はまだまだ低くはないようです・・・
