日産の新ハイブリッドシステム、S-HYBRID。既にセレナに搭載されているようですが、どんなシステムなんでしょうか?また、スズキの新ハイブリッドシステムISGと類似点があるようですが、その関連性はあるんでしょうか?
新ハイブリッドシステム!
誰もが燃費のいいハイブリッドカーの更なる進化を心待ちにしているのではないでしょうか?
今回は、既に実用化されていますが、日産が開発した新ハイブリッドシステム「S-HYBRID」を見てみたいと思います。
日産の新ハイブリッドシステムであるS-HYBRIDはエネルギー回生という考え方に基づいています。
エネルギー回生って何かと思うかもしれませんが、簡単に言えば、エネルギーの一部を他のエネルギーに変換して保存する、S-HYBRIDで言ったら、車の運動のエネルギーを電気エネルギーに変えて保管しておくという感じです。
具体的に何をするのかというと、車がブレーキをかけるとき、つまり車の運動エネルギーを地面とタイヤの摩擦熱で熱エネルギーに変換して止まっていたのを、その一部を熱エネルギーではなく電気エネルギーに変えて保存します。
余談になるかもしれませんが、エネルギーの変換をする時に、簡単に変換できて、逆に何か他のエネルギー形態に変換しにくいのが熱エネルギーです。
摩擦あるところに摩擦熱ありという感じで、他のエネルギーに変換しようとした時にも発生します。
そのため、S-HYBRIDではもう一度車の運動のエネルギーに変換することが困難な熱エネルギーではなく、比較的変換がしやすく、保存しておくことも簡単な電気エネルギーに変えてやろうという発想の鋭さが光りますね!
しかし、カンの良い方はもう気が付いているかもしれません・・・
実は、このS-HYBRIDのシステムのブレーキングの時に電気を生み出すというところ、スズキが「エネチャージ」を改良して開発しているISGハイブリッドシステムと同じなんです!
ただし、S-HYBRIDとISGには大きな違いがあります。
それは、実用化されているかされていないかの違いです。
ISGはまだ開発中であることが明かされたくらいですが、S-HYBRIDは既に日産のセレナに搭載されています。
燃費も16.0km/Lまで行ったとか・・・
日産の新ハイブリッドシステムであるS-HYBRID!
これからどんな車に搭載されていくのか、他社にどんな刺激をもたらすのか・・・
期待できそうです!
