トヨタが新型パッソやヴィッツでガソリン車の燃費を向上させることが出来たのは、アトキンソンサイクルを改良して搭載したためのようです。しかし、このアトキンソンサイクルはなんと1882年に考案されていたものだということです・・・
トヨタが4月に販売を開始した新型パッソや新型ヴィッツの燃費の向上が大きいと思ったら、その裏にはアトキンソンサイクルを改良したエンジンを開発したという状況があったようです。
アトキンソンサイクルと言えば、1882年にジェームズ・アトキンソン氏がオットーサイクルというサイクルを改良することによって開発されたといわれています。
ん?
1882年!?
そうなんです。
アトキンソンサイクルの歴史は意外にも古く、約130年ほど前には考案され、開発されていたんです。
では、なぜそんな歴史を持つアトキンソンサイクルがトヨタの最新技術にかかわってきたのでしょうか?
実は、アトキンソンサイクルは圧縮比に比べて膨張比を大きくすることで熱効率を高めているサイクルなのですが、その条件を実現するためには複雑な構造が必要となってしまい、その結果高速回転に向かなかったため、エンジンに採用されてこなかったのです。
ちなみに、トヨタは既にプリウスのエンジンにはアトキンソンサイクルを導入していました。
しかし、新型パッソやヴィッツはガソリンエンジン車です。
ハイブリッドとは勝手が違うのですが、アトキンソンサイクルを出力を下げずに使えるように改良したというところに驚きです!
しかも、この改良で熱効率は最大で38%まで上昇したとのこと・・・
パッソがガソリンエンジン車で一番の燃費を達成した(軽は除く)のもわかるような気がします。
この先、トヨタは今回の改良で熱効率を高めたアトキンソンサイクルをハイブリッド車にも還元していく予定らしいです。
来年、2015年に発売されるといわれているのは、あのプリウスの新型!
トヨタは新型プリウスでリッター40kmという大台を越えていくという目標を立てています。
このアトキンソンサイクルを導入できるからこそそんな高い目標を立てられているのかもしれませんね!
